みうちゃんとお喋りした後
久しぶりに街へ繰り出すと、人で賑わうパチンコ屋に行きたくなりますが、この日はそこまで打つ意欲もなく、店に入ったのは入ったのですが、凱旋のシマでお爺さんが800Gでやめようとしているところを、若いお兄さんが前のめりで張り付いているのを見て、私には少々レベルの高い店だと感じていたんです。
争いを好まない私は、比較的平和であるバラエティーコーナーに足を向けたのですが、そこで一人の美少女と出会うこととなりました。
あんこうです。
「大好きだよ」なんてセリフはドラマかAVでしか聞いたことがないので私にとって破壊力が強すぎたんです。
一応みうちゃんと話す前に情報を調べたのですが、仮天井が100Gにあって、それをこえると子役かCZの自力か1000Gの天井当選みたいな仕様だったと思います。
もちろんですが、私が確保したのは100Gで捨てられていた台です。
まぁ人を好きになるってのは、いろいろな理屈を超越したところにあるんでね。恋は盲目だなんて上手いこと言ったものです。
今回はみうちゃんとお喋りを楽しんでいたら、いつの間にかやたらシリアスになっていた話になります。
みうちゃんかわいい
いやー、見つけるや否や確保したのはいいのですが、これ完全に五万くらい負けるやつだなぁと思ってました。
このひっくり返った絶対領域が裏モノ感を漂わしていますしね。
まいったなーなんつってノータイムで諭吉ぶちこんでヘラヘラしてますし。
それにハイスペックすぎるんですよ。
ウエスト63とかかなり現実味のあるリアルな数値ですし、体重こそ解析待ちになってますが、逆に射幸心を煽ります。
特技にいたっては発明全般ですからね。
こんなに可愛い子に開発されたら男なら間違いなく秒で万枚ですよね。
見つめあい
投資100枚でCZからあっさり当たりました。
ボーナスは疑似ボーナスを1G連させるか32Gの引き戻しゾーンで連させるかみたいな仕様になってます。たぶん。
引き戻しゾーンにはモードがあって天国なら引き戻し濃厚のようで、それをボーナス終了時にハートランプで示唆しているようです。たぶん。
私の台は一度だけ天国示唆がでたものの、2回のボーナスだけで引き戻しゾーンも抜けてしまいました。
そして仮天井の100Gを目指すわけですが、引き戻しゾーンのゲーム数は通常ゲーム数にカウントされないようです。
データカウンターを見て打つクセがあるので危うく捨ててしまうところでした。
リール下のカウントにゲーム数が表示されるので、そこを見てないとダメですね。
まぁ普通に打ってたらわかることなんですけど。
とにかく仮天井に引っ掛けてまたみうちゃんとにゃんにゃんしてたんですよ。
楽しいなぁかわいいなぁ。これで5万とか安すぎだなぁ悲しいなぁ。
て、そう思っていたんです。
「...。」
被害者の心理
私ってあまり車にこだわりがない人間なんです。
乗れたらなんでもいいっていうか...
それに例えて、そういう人は女性に対してもそうだなんて話を聞いたことがあります。
たぶんそれ本当なんでしょうね。
みうちゃんと楽しくお喋りしていたはずでしたが、結局下皿にある程度メダルができて仮天井を抜けると「もういいわ」ってなっちゃって、みうちゃんとは別れることにしたんです。
そしたらなんか知らない人...っていうか知ってるんですけど、碇ゲンドウって言ってシンジ君のパパなんですけど。が、でてきたんです。
最初は何のことかわからなかったんです。
まさかみうちゃんとゲンドウが繋がってるなんて思わないじゃないですか。
だから、何だろうと思って。。
たしかにシンジ君は中学生の頃に知りあっていたら100%イジメていただろうという気持ちはありましたけど、実際そういうことはしていませんし、私もどちらかというとシンジ君側の人間なので、ゲンドウには「シンジと友達になってくれてありがとう」と感謝の気持ちを述べられることはあっても、こうやって圧をかけられる筋合いはないと思ったんですよね。
で、「何ですか?」って質問しても一向に口を開きませんし、だんだん腹が立ってきたんです。
昔はシンジ君のパパは無口だし、いつも険しい顔してるからおっかないという印象だったんですけど、大人になって対面してみると「コイツただのコミュ障なんじゃね?」って感じしかしませんでした。
その辺りくらいですかね。
何となく「あー、これアレだな。たぶんコイツとみうちゃんは繋がっていて美人局的なことしようとしてるんだな」と思ったのは。
どうせみうちゃんの前では
みう「大丈夫なの?」
ゲンドウ「あぁ、間違いない、カモだ」
とか何とか言ってたんでしょうけど、実際、私を前にしたら何も言えないんですよね。ダサい奴の典型です。
とは言っても、今のところは何も吹っ掛けられてませんし、どうすることもできません。
そうして時間だけが過ぎて行くと、前日に番長3で結構勝っていたのと、翌日は仕事だから早く家に帰りたいという思いから、とうとう私は「もめるのも面倒くさいし、少しくらいなら...」という気持ちになってしまったんです。
正義
およそ2時間から3時間くらいですか。
こうしてゲンドウが私の前で黙りを決め込んでから。
しかし全く解放してくれないんですよね。
最初は250枚、次に500枚と徐々に額を引き上げていったのですが、ゲンドウは表情一つ変えず道を開けません。
そして1000枚を越えてからですかね。
何かどうでもよくなってしまったのは。
それまではまぁ大人の対応というか、元々気長な性格というのもあってか「まぁ、ええわ」という気持ちだったのですが、人間誰もがそうだと思うんですけど、私は限界を越えると「世間体」とかそういった心の片隅で自分を縛るものがものすごく小さく感じてしまうことがあるんです。
自分は一体何にとらわれているんだって。
仕事やめちゃおっかなって。
ここで「邪魔だよ」って言ってぶん殴りたい気持ちを抑えているのってつまりそういうことじゃないですか?
手を出しちゃったらこっちが悪くなっちゃうし普段ならそんなことはしないんですけど、こういう陰湿なやり方って許せないんですよね。
たとえ100対0でこちらが悪くなったとしても...
だから一思いにボッコボコにして引きずり回してやったんです。
そしたら私にびびったのかシンプルに頭がおかしくなったのか知りませんが「ボーナス確定だボーナス確定だ」てずっと連呼しはじめたんですよね。
シンジ君の「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」ってこっからきてるのかなとか一瞬思いましたが、そんなこと今はどうでもよくて、普通は「ボーナス確定だ」じゃなくて「ごめんなさい」ですよね?つって、とりあえず私が最初にゲンドウに差し出した分を回収したあとも、引き続き碇ゲンドウをボコボコにしました。
そしたら3000枚出ました。
まとめ
暴走400は初打ちだったんですけど、これけっこう面白いですね。
REGばっかりで投資が止まらなかったんですが、途中からジャグラーみたいにワァーッと連チャンしました。
ゲンドウとのタイマンがキツすぎたので(モード的には一番好き)早めに切り上げましたが、設定ももしかしたら良かったのかもしれませんね。
みうちゃんは低貸しで打ちたいです。
では、、