週末にのぶたさん宅でパーティーが開催されるそうです
ハロウィンとかクリスマスとかそういうイベントには全く興味がなく、友人に誘われても面倒くさがって断ってしまうことがほとんど。
しかし友人がしつこく誘ってくるときは渋々付き合う形でイベントへ参加するのですが、帰る頃には「楽しかったなぁ」「また来年も誘ってくれないかなぁ」と思ったりする奴です。
あんこうです。
「弱キャラ友崎くん」てアニメを観て友崎くんを応援しています。
ゲーマー陰キャの友崎くんが「人生」という名のゲームを本気で攻略しにいくアニメです。
それを見て私も人生をもう一度頑張ってみようと思い、今はリセットボタンがどこにあるのかを探索中です。
今回はイベントとか人混みを嫌う私が、何故か行ってみようと思った話です。
週末のパーティーへ参加したい奴
のぶたさん宅では年に二度、1月23日と12月3日にパーティーが行われます。
参加は誰でも自由。ただし入場券を持たない一般の方は入場を後回しにされてしまうため、その入場券を手に入れるために、のぶたさん宅では朝から大勢の人が集まります。
私の後輩もそのうちの一人で、週末にのぶたさん宅で開催されるパーティーについて職場ではその話で持ちきりでした。
後輩1「あんこうさんも行くっすか?」
私「行かんよ。人いっぱいやん」
誘ってくれたのはフランクな後輩。
裏表のない奴なので私は嫌いではありません。向こうはどう思っているかは知りませんけどね。
ただこのときはつまんねー奴だなとでも言いたそうな顔で仕事に戻っていきました。
後輩2「あんこうさんも行くんですか?」
私「いかんよ。行くん?」
後輩2「僕、友達に誘われたんで行ってきます。」
私「そうなん。いいやん。」
話しかけてきたのは同じ部署の後輩。
あまりプライベートの話を職場でしない私が唯一話す後輩でもあります。向こうが私をどう思っているかは知りませんがね。
ただそのときは黙れやとでも言いたそうな顔で後輩は仕事に戻っていきました。
私「おつかれー」
後輩3「あ、おつかれっす」
私「お前もいくん?」
後輩3「あー、俺その日 昼から用事あるんすけど先輩(後輩1)に並びに来いって言われたんで朝だけ行ってきますw」
私「そうなんw頑張れよ」
声をかけたのは元同じ部署の後輩。
いい意味で空気が読めない奴で、私のATフィールドが唯一効かない人間でもあります。
ただこのときは空気を読んだのか私に意地悪をしたのか、こいつ誘って欲しいんやろなぁみたいな顔をして後輩は帰っていきました。
パーティー前夜
(明日はいよいよパーティーかぁ)
自宅で垂れ流したアニメに視線だけをむけそう思います。
(後輩は俺に来てほしそうだったし、もし早起きしたら行ってみよっかなぁ)
私は"朝起きれたら"ということを前提に、のぶたさん宅に行ってみようと考えました。
そしてアラームを入念にセットし、いつもより少し早く就寝します。
のぶたさん宅へ
目が覚めると時刻は11時を回っていました。
おかしいなぁと思いスマホを確認すると、土日のアラーム設定をOFFにしてあることに気づき、そっかぁと思って再び眠りにつきました。
目が覚めると時刻は13時を回っていました。
なんだかんだのぶたさん宅でのパーティーを気にしていた私は、トイレの便座に座りながらスマホでパーティーの状況をチェックしていました。
(まだわからんよなぁ)
スマホの情報には時間差があるためはっきりとした状況を把握することはできませんでした。
時刻は16時になろうとしていました。
競馬で9600円負けていました。
けっこう自信があっただけにはずれて落ち込んでいました。
家にずっといると気分が晴れないだろうと思い、外に出ることにしました。
パチンコ屋に行く目的以外でこうして外に出るのはいつぶりだろうと思うと悲しくなり、気がつくとのぶたさん宅方面へと向かっていました。
のぶたさん宅前まで着くと、外からでもわかるほど中が賑わっている様子が伝わりました。
ここにきてようやく「自分も参加したい」という気持ちが芽生えてきました。いや、芽生えたというより、自分の気持ちに素直になったと言った方が正しいのでしょうか。
私はパチンコスロット以外で初めて自分の気持ちに正直になれた気がしました。
知り合いの家
参加するとなればその費用が必要です。
財布の中身を確認すると、足りなくもないけどパーティーを楽しむには少し心もとない金額でした。
私は少し離れたコンビニのATMでお金をおろそうと考え、さっそくコンビニに向かいます。
するとその道中にある知り合いの家に目が止まりました。
(そういえば久しく顔だしてないなぁ)
のぶたさん宅でのパーティーに参加したい気持ちではありましたが、義理堅い私はのぶたさんよりこちらの方が昔からずっとお世話になっている知り合いであったため、その関係を優先し、パーティーは諦め急遽知り合いの家に向かうことにしました。
「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりでしょうか?」
「あ、牛丼並で」
まとめ
吉野さん家の牛丼は超うめぇ。
結局123には行かなかったのですが、スマホで見てた感じそんなに強くもないような気がしました。
店舗にもよるんでしょうけどね。
では、、