ホールは戦場
友達につれられ初めて開店前に朝一の抽選を
受けて並んだのは2027がでた当初の頃でした
あの頃は今よりまだお客さんのマナーが悪く
開店と同時にみんな走り出していました
友達にはダッシュしないと取れないからとは
聞いていたものの
あんなに勢いよく走り出すと思わなかったので
びっくりしました
完全にオッサンの瞬発力舐めてた
あんこうです。
今の私も若い人からみれば
オッサンなのでしょうけど
あの瞬発力は出せませんね
結局おどおどして2027はとれず
友達に怒られてしまいました
この時期は2027によりARTが浸透してきた頃
だったように思うのですが
まだ天井とかその恩恵もなかったように思うので
当時の専業さんってどうしてたんだろうと
思ったりします
私は露出の多い店員さんがたくさんいる過疎店で
まったりと養分していましたね
さて、今回は″ホールは戦場″ということですが
今まで全く争ってこなかった私ですので
過去に初めてしたハイエナエピソードを
それっぽくお話ししたいと思います
当時は4号機が
もうすぐなくなってしまうという時期で
私は生き急ぐかのように初代番長を打っていました
いつも同じ店で打っていました
一応ゾーンは把握していましたが
モードとかは一切わかっていなかったので
とりあえずゾーンが抜けるまで打つという
スタイルで128Gから養分していました
あるときから中学の同級生とちらほら
顔を合わすようになります
ほとんど喋ったことがない同級生だったのですが
あまりよそよそしくするのもいかがなものかと
思ったので無駄に話しかけます
しかし向こうは逆によそよそしくしてくるスタイル
なんだ同類かよと思い
私達はその日から顔を合わせれば
石橋貴明風のリアクションをとるだけの
関係になりました
ハイエナ当日
その日は偶然隣同士で打っていました
養分が二人並んでオヤジ打ちするスタイル
私はスロットを初めて打ったのが北斗でしたから
スロットは第一停止は中押しするものと
思っていたので、たまに中押しを見せて
同級生に玄人ぶるスタイルも魅せていました
やはり同級生と言えども
私の玄人っぷりにプレッシャーを感じたのか
500G~600Gのゾーン(たしかこの辺り、
覚えていない)手前で立ち去ろうとしたので
え?と思い私は声をかけました
ここからはたぶん強いゾーンだよと説明します
しかし同級生は少し悩んだあとにやはりやめる
と言うので、私は打ってもいいかと聞き
同級生から了承を得ました
台を譲ってもらった後
何故やめたんだろうと一瞬考えましたが
すぐに、たぶんお金がなかったんだろうなという
結論に至ります
そしてそのゾーンで私はしっかりと当て
コーヒーを買いに行こうと席を立ち
自動販売機までシマを通り抜けようとしたところで
同級生がまだ別の番長を打っていることに
気がつきます
同級生は私の方をチラ見するスタイル
私は堂々と歩くスタイル
通りすがりに同級生の台をみると
128G抜けから打っているスタイル
なんだ同類かよと思い
私はコーヒーを買いに行きました
結局その日は3000枚弱でたような記憶があります
盆と正月に地元の集まりでその同級生と
顔を合わすのですが
いまだにあのときあんこうに
ハイエナされたと言われますね
そして私は今でも勝ち誇りながら
その同級生をヘタクソ呼ばわりしているのですが
数年前に彼が一社の長だということを知り
内心は完全敗北しています
″ホールは戦場″と言いましたが
どうやら私は戦う場所を間違っていたようです
では、、