雑談)競馬の話とちょっとだけパチスロ
2014年ジャパンカップ
エピファネイヤ推しだった私と
いつも予想を参考にさせてもらっている万馬券の哲、
通称「万哲」さんの予想が偶然にも重なりました
これは鉄板だと思い
私はややかかり気味で馬券を購入しに行きます
買い方はいつも三連単のフォーメーション
1着固定で2、3着に同じ馬を流すという
買い方をしていた私ですが
いざマークシートに番号を塗り潰してみると
どう考えてもジェンティルドンナが飛ぶようには
思えなくなってきたのです
当時の現役だとトップクラスに強い馬でした
エピファネイヤを1着固定にしたマークシートを
手に持ち、あとは馬券を購入するだけのところに
きて悩みます
「いや、さすがになくね?」
私は一度は塗り潰したマークシートをゴミ箱に捨て
いつもと違う買い方の三連単一頭軸マルチで
軸をジェンティルドンナにして馬券を購入しました
万哲さん、私もエピファネイヤ推しでは
ありましたが、さすがに1着は厳しいですよ
だってジェンティルドンナがいてドバイを勝ってる
ジャスタウェイもいるんですよ
それを差し置いて1着とれたら
結構な配当になりますよ、これ
だから競馬は面白いんですよね
ジェンティルドンナは4着に敗れ
エピファネイヤが1着になりました
三連単の配当は9万円くらいだったと思います
私は9万円するマークシートを
わざわざゴミ箱に捨てていたのです
メダルに換算すると4500枚
目を血走らせながら投資しようやくゴッドを引いて
1500枚、そこから更に訳の分からない
ヒキをくりだしてようやく達する枚数です
悶絶しました
それ以降
私は万哲さんを裏切らないことを心に誓い
さすがにないだろうと思うような馬でも
馬券を買うときは押さえておくようになりました
翌年、2015年
ゴールドシップが間違いなく優勝を争うだろうと
予想された宝塚記念
私は競馬を始めたばかりの友人を連れて
馬券を買いに行っていました
私と友人はもちろんゴールドシップを軸に
予想をしていきます
いくらかのパターンをマークシートに
記したところで万哲さんの◎に目が止まりました
16番ラブリーデイ
「いや、ねーよ!てか、誰だよ!」
率直にそう思いました
G1シーズンに馬券を買い
前哨戦などを少しみるだけのにわかなので
そう思うのは仕方ないかもしれません
結果的にラブリーデイが見事優勝し
私は発狂しそうになるわけですが
今回はその時の出来事を少し話したいと思います
あんこうです。
2014年の有馬記念から競馬をやり始めた友人は
今でこそ私よりいろいろと詳しいですが
2015年の宝塚記念の時点ではそれほど
詳しくはありませんでした
この日は友人の車で馬券を買いに行きました
車内で各々何が来るかを予想しあいますが
やはりゴールドシップ軸ありきの話でした
ゴールドシップは走ったり走らなかったりと
よくわからない馬でしたがとても強い馬です
気分屋さんなのでしょう
おなごの気持ちもわからない私ですので
馬の気持ちなんて当然わかるはずもありません
しかしここを攻略できさえすれば
もっと馬券を的中することができ
彼女の一人や二人くらいは
できるのかもしれません
私はゴールドシップという馬を
ここに至るまでそれほど軸で馬券を買ったことが
ありませんでした
理由は先程も言ったように走ったり走らなかったり
と、いまいち信用できなかったからです
ですが宝塚記念と同じ競馬場でのレースだった
したように記憶して今回は間違いないだろうと
思ったのが軸にした決め手でした
一番人気だったので私と同じように考えた人は
少なからずいたのではないでしょうか...
友人はその一人でした
私はそれほど競馬中継を普段から見ないのに対し
友人は2014年の有馬記念以降
けっこうな頻度で競馬をしていたため
このとき既に私より現役馬の情報は持っていたの
かもしれません
かたい買い目になるのが競馬であり
''不合理に身を委ねてこそギャンブル''だということに
友人はまだ気がついていませんでした
「アカギ」は何度もオススメしたんですけどね
当然買い目はかたく
広く買った割りには配当がどれも安く
当たっても負けてしまう
いわゆるトリガミになってしまう状況でした
友人が「安い馬券いらんからおれもドカンと
でっかい馬券あてたいわ」というようなことを
言ってきたので
それまでゴールドシップ以外のことを
語らなかった私が友人に一言アドバイスをします
「1着は強い馬が来るけど
3着にくる馬に人気なんて関係ないよ」
私もまた不合理に身を委ねきれない一人でした
冒頭でも言いましたがこの宝塚記念は
16番のラブリーデイが1着にきます
ラブリーデイはこの出走後
出れば上位人気する馬になりました
というかこのときでたしか
6番人気くらいだったので
私が知らなかっただけで強い馬として
認知されていたのでしょう
強い馬が勝つのか
勝った馬が強いのか
そんなことは馬券が当たってしまえば
とどのつまりどうでもよくなる私は
競馬が好きというより
馬券が当たることに快感を覚える
生粋のギャンブラーなのかもしれません
私達は的外れな予想にすっとんきょうなトークを
繰り広げながらマークシートに予想を反映させ
ワクワクしながらお金をドブに捨てる準備を
着実に進めていました
レースを一時間前に控え
馬券の購入を済まし
喫茶店に足を運びました
競馬中継が見れるからです
その喫茶店は昔ながらの純喫茶ですが
ここに限らず純喫茶は雰囲気がとても好きで
よく行っていました
個人的に好んでよく行くところは
強烈なボディブロー打ち込まれたかのように
九の字に曲がった身体で
震えながら御盆にアイス珈琲を運んでくる
おばあちゃんがいます
とても可愛らしいです
辛うじて珈琲をこぼさずテーブルに置き
私に笑顔で一声かけていつもその場をさりますが
いまだに何を言っているのか理解できていません
ここ一年ほど行ってないので
おばあちゃん元気かなーと今ふと思いました
すでに馬券を購入した私達は
レースの時間が来るまでアイス珈琲を飲みながら
さらに買い足す勢いで新聞とにらめっこをします
間違いなく当たるだろうと思えば
やっぱりこっちだったかなと思ったりと
各々勝手に盛り上がり時間は過ぎていきました
テレビで競馬中継を見ていると
いつもレース前におじいさんがとことこ歩いて
いって高台みたいなところで旗を振りますよね
将来あの仕事をしたいと思ってます
ウォーミングアップである返し馬がおわり
とっくに飲み終えた珈琲のグラスをストローで
すすりながら馬がゲートに入るのを見守ります
ここでごねたりする馬がいると
先にゲートに入っている馬へストレスがかかったり
するのですんなり入ってくれと祈っていました
引こうが押そうが微動だにしない馬が
たまにいますが、あれ私はけっこうシュールで
好きなんですけどねw
何を考えてるんだろうと思います
競艇は人間がボートを走らせる競技なので
勝っても負けてもある程度その人のうまさや失敗を
表面的に見抜くことができるかと思いますが
競馬は人が馬を操る競技で
あくまで走るのは馬なので
どれだけ上手な騎手で
どれだけ馬がポテンシャルを持っていても
馬自身は自分が何故走っているのか
理解していない可能性の方が高いと思います
1着を目指さなければいけないのに
当の馬が「みんなと走れて楽しい(●´ω`●)」
ってなノリで走ってたり
「もうゴールしたんやろ?なんで叩くん?」とか
思いながら走ってる馬もいれば
謎の協調性により前にでない馬も
いるかもしれませんよね
そう思うとどの馬が来ても
おかしくないと思いますし
競馬には夢があると思います
おもっきり脱線しましたが
全ての馬がゲートに入りレースが始まります
レースが始まるくらいから
喫茶店内にいたじいさん達が「あー」とか
「うわー」と声をあげていました
ゲートが開きレースが始まるとじいさん達は
「うわー」と綺麗にハモリました
音量を切られていたのと私の視力が0.1だったため
それの意味がわかりませんでしたが
固唾をのんで見守っていた友人がすぐに
知らせてくれます
「ゴールドシップ出遅れた!」
終了のお知らせでした
あとでレースを見直してみましたが
完全に松風でした
ヒヒーンしてました
そら慶次以外は無理やで!というくらいに
二人してため息をつき
私は空のグラスをストローですすりながら
新聞を眺めていました
すると友人が私にボソッと声をかけます
「あんこうの買ってる馬きてるで」
第4コーナーを周り最後の直線のことでした
「え?ゴールドシップ来てるん?」
「いや、16番!」
「マジ?」
「でも2着が6番じゃないとあかんねん」
「....いやきてる、突っ込んできてる!」
「は?ウソやろ?ど偉いことなりますよ」
「え、きてるきてるきてるきてる!」
「マジで?やばいやばいやばいやばい!!」
「やばいって!当たったら!」
「きたで!!」
「やばい!...ヤヴァイ!」
「3着何きたか教えて!見えへん(>_<)」
「ちょっと待ってな....1番!」
「....。」
「え...当たった、ヤヴァイ」
「万馬券ちゃう?」
「いやそんなもんじゃないよ」
「10万はいくと思う」
「マジで?w」
「たぶん、わからんけど...」
「いくらなるか見てて...」
2014年のジャパンカップでの後悔があったため
私は万哲さんの◎と○印を
フォーメーションで1着2着に固定し
3着に適当に6頭流した唯一ゴールドシップを外した
馬券を一応買っていたのです
万哲さんはいつも1着固定なため
他の人の予想より◎印は信頼できますが
一通りしか選んでない2着に
○印の馬がきてくれたのは
奇跡に近いことだったと思います
「あ、金額出たんちゃう?」
「いくらなってる?」
「ちょっと待ってな...」
「あー、でも5000円やって( *´艸`)」
「は?何でやねん!!」
「そんなわけないやんけ!」(唾を撒き散らす)
「よく見てや!」(鬼気迫る勢い)
「そんな怒らんといてやw」
「おれだって見えにくいねん」
「....いや、でも5000倍ってなってるで」
「...ウソやろ?」
「ほんまやって」
「いや、5000倍って50万やで?」
「ウソやろ?」
「ほんまやって」
「5倍で500円やん?」
「.....。」
「ごちそうさまでーす!」
換金の際にいつもより長い
「ざざざざざざざざ」という音で
はじめて脳汁が溢れてきました
勝利の実感なのでしょう
このときを感覚的に予感していたのか
いつもより大きめのカバンを持ってきていたため
札束をダイレクトにぶちこみ
すぐにその場から立ち去りました
友人の車に戻り札束を広げ
「何が食べたい」と友人に問いかけます
しばらく悩む仕草を見せてから友人は
「とりあえず打ちにいこや」と言い、そのあとに
「2万貸して」と本題をぶつけてきました
私はジャブがあってこそのストレートなのだと
いうことを改めて学びました
パチンコ屋をでてから友人に更に2万円を貸して
パチンコで勝ったお金で焼肉を食べにいき
最強の1日は終わりました
以上が2015年、宝塚記念のお話になります
まぁ、信じるものはなんとやらってやつで
競馬でいい思いをしたただの
自慢話だったんですけどね
競馬をもっとガッツリやられている方からすれば
たいしたことない額かもしれませんが
私は普段パチスロをたしなむ者ですから
10万越えたら汁モノなんです
こういう経験を一度したらまた味わいたいなと思い
穴ばかりかけるんですけど
そうすると全く当たらないんですよね
不思議です
そんな素人が予想するより
予想屋さんのマネしてた方が
勝てるんじゃないかと思い
万哲さんの買い方を真似することが多いです
昨年のジャパンカップも真似したのが
当たりました
しかし昨年はほとんど競馬をしていなかったので
今年は競馬もやりたいなーと思っています
先週あったアメリカジョッキーなんちゃらで
ブラストワンピースがでていたのですが
この馬も一昨年の有馬記念くらいから万哲さんが
◎を打っていたのを知っていたので
メンツ的にも鉄板だなと思い
珍しく一点1000円で買い見事的中することが
できました
105倍ついたのでここでも一人
やばいー(>_<)ってなってました
そんなわけで今年は競馬もしようと思うので
競馬の収支もつけてみようかと思ってます
まぁ一応パチスロブログなんでね
できるだけパチスロの上手い記事や見せ場のある
記事が書けるように努力はしますよ
調子が悪いときとか玉に流れるみたいに
競馬に流れるといった感じになるんですかね
そんな感じです
では、、