友人と打ちに行って飲みに行った話
「こんばんは」
私「こんばんは」
「・・・」
「...何してるんですか?」
私「何もしてない」
「・・・」
「...じゃあ、、いきますか」
私「どこおるん?」
「・・・」
「あなたのマンションの前です」
あんこうです。
いつもの流れで友人と飲みに行きました。
この友人がたまに電話をしてきたときは、だいたい私の家の周り徒歩1分圏内にいます。
こわいですよね。
でも私の仲の良い友人は、私含め皆どこかしらバグってるので気にはなりません。
こんな感じでたまに会ってはお酒を飲んで翌日の仕事に私は苦戦しています。
今回は彼がめずらしく「打ちにいきましょう」と言ってきたので、飲みに行く前にちょっとだけ打ってきました。
中身もオチもない、ただおっさん2人が適当にハンドルを握って飲みに行った話です。
大工の源さんを勧めた
友人「何打ったらいいんですか?」
私「知らん、ジャグラーじゃないん」
時刻はすでに20時半を回っていました。
私「大工の源さんって知ってる?」
友人「あぁ、何か聞いたことある」
友人「出るんですか」
私「1時間で4万発くらいでるよ」
友人「え?どういうこと」
私「ずっと写生してる感じ」
友人「へー、ずっと気持ちいいんや」
私「うん」
友人「それですね」
源さんの仕様を一通り説明しホールに向かいます。
契約と制約
私「早く勝って3万円返してよ」
友人「あぁ、ほんまやな」
友人「でも俺がお金返したらもう友達じゃなくなるんやろ?」
私「うん」
以前半年くらい前に、彼にお金を貸してあげたときに私は「このお金で君と僕は繋がっています」と言っていて、その話のくだりの続きでした。
友人「俺はお前と友達でおりたいからそれは無理やわ」
私「うん、でも俺はお前と友達をやめたいってことやねん」
友人「うん、でも俺はお前と友達でおりたい」
私「それはお前のエゴ、俺はやめたい」
友人「俺はお前と友達でおりたい」
友人「勝たせてくれ」
私「うん、それは勝ったらでいいよ」
友人「勝って返したらずっと友達でいてくれるん?」
私「それは無理」
友人「じゃあ、ずっと友達でいます」
友情を再確認し、ホールに着きました。
新しくできた店へ
私「どこ行くん?」
友人「駅前に新しくできたとこ行こや、知ってる?」
瞬殺されてホールを出た私達は、どこで飲むかを決めていました。
私「あぁ、あそこか。微妙らしいで」
友人「誰が言ってたん?」
私「飲み屋の人」
友人「そういうのは信じるな、全員イキってるだけやから」
私「そうなん」
友人「うん、だって行きたいやん」
彼人の言ってることはよくわかりませんでしたが、私も一度は行ってみようと思っていたこともあり、行ってみることにしました。
店員「いらっしゃいませ~、アルコール消毒と検温のご協力をお願いします」
高校生か大学生くらいの若い女の子に検温銃でギョーンギョーンされたあと、席に案内してもらいメニューを開きました。
友人「ほら、めっちゃいいやん」
私「ほんまやな、うまそう」
私「やっぱあいつらがイキってただけなんですね」
友人「そやねん、結局うまいから、俺はそういうのだいたいわかんねん」
瓶ビールで乾杯し注文を待っている私達の他に、お客さんは誰一人いませんでした。
帰宅
飲食を済ませ会計をしにレジに向かいます。
私「ほら、見て」
友人「お前はずすの忘れてるやん」
鉄板メニューを頼んだ際についてきた紙エプロンを着けたままでした。
女性店員「着けたまま帰るんですかぁ?笑」
私「え、あ、はずします(汗)」
絡んでこられると思ってなかった私は、何オクターブか低い声でそう答え、恥ずかしくなりそそくさと店を出ます。
友人「可愛いなぁ」
私「うん、気さくな子でしたね」
女子トークの内容は我々男なのでわかりませんが、おじトークはだいたいこんな感じです。
友人「どうします?」
私「帰る」
友人「明日休みじゃないん?」
私「仕事やわ」
友人「何時から?」
私「9時」
友人「じゃあ7時までいけますね」
私「うん」
そう話しながら私達は帰路につきました。
友人「また明日」
私「ほい」
まとめ
適当に海打ったらめっちゃ回る台でした。
もっと早く行って打てば良かったです。
〈翌日〉
では、、